下記のような腸内細菌に係わる様々な課題やプロジェクトに関して、当社の腸内細菌叢研究に関する豊富な経験や独自の腸内細菌叢解析データベースとデータ解析手法を用いたコンサルティングを提供します。

CASE 1 : 特定地域の住民を対象とする腸内細菌叢の調査・分析

特定地域(市町村等地方自治体)の住民を対象に腸内細菌叢の検査(解析)を行い、当社が保有する約23,000人の日本人の腸内細菌叢との比較により、その地域住民に特異的な腸内細菌叢の有無等を分析します。対象地域住民に特異的な菌叢が観察された場合は、その菌叢を特徴づける複数の腸内細菌を独自のデータ解析手法を用いて特定し、当該地域の医療統計データ(疾病罹患率等)との相関分析などを行い、住民の健康管理に役立つ具体的な食生活改善などの提案を行います。

CASE 2 : 特定の食品(成分)の摂取が腸内細菌叢に及ぼす影響等の調査・研究

既に製品化された食品や製品化を検討中の食品等の摂取が腸内細菌叢に及ぼす影響等についてのコンサルティングを提供します。当社が所有するデータにもとづきその食品の摂取により増加または減少する可能性のある腸内細菌を示し、疾病リスクの増減をシミュレーションすることが可能です。また、必要に応じて、研究対象の食品をテストフィードとする介入試験計画の策定から実施及び試験結果の分析・評価を支援します。これにより、その食品をどのような腸内細菌叢を持つ人が摂取したときにどのような疾病のリスクを低減させる効果が見込まれるかを科学的に検証することができます。