「ヒトの腸内細菌叢、生活習慣及び健康状態の関連性に関する疫学研究 Ⅱ」について

当社では、被検者様の同意を条件として、ご提供いただいた大便検体およびアンケート情報をみなさまの健康増進に役立てる研究に使用させていただきます。

本研究は、研究内容の科学性や倫理性を芝パレスクリニックの倫理審査委員会で審査・承認された上で実施しています。匿名化したデータを用いた本研究の研究成果は、腸内細菌研究に関する雑誌、学会及び特許出願等で発表する予定です。また、研究発表の内容は、当ウェブサイトでも随時公開していく予定です。

研究概要は次の通りです。

研究課題名ヒトの腸内細菌叢、生活習慣及び健康状態の関連性に関する疫学研究
研究の主旨ヒトの腸内細菌叢は個人差が大きく、宿主の健康状態に大きな影響を与える。また、腸内細菌叢は食生活や服薬等の生活習慣の影響を受け変化する。
本研究では、被験者から提供された大便から抽出した腸内細菌由来のDNA情報の他に、健康状態を把握する指標として、生体のバイオマーカー(尿、唾液)の情報、生活習慣や健康状態等の背景情報を取得する。腸内細菌叢、生活習慣及び健康状態の複合的な関連性を多変量解析手法や機械学習を用いて解析し、取得した情報と解析結果をデータベース化する。なお、様々な食生活や健康状態の被験者の腸内細菌の情報を収集するため、被験者の生活習慣や既往歴は限定しない。
目的【主要目的】
腸内細菌叢、生活習慣及び健康状態の包括データベースを構築する。
 
【副次目的】
腸内細菌叢、生活習慣及び健康状態の包括データベースを参照し、健康状態の増進や疾病の予防に有効な方法を探索・開発する。
研究の種類疫学研究
研究デザイン横断研究
研究対象【選択基準】
以下の基準をすべて満たす者を本研究の対象とする。 
同意取得時の年齢が0歳以上120歳未満の日本在住の男性および女性
本人の同意が得られる者
正し、被験者が16歳未満の場合、または認知症等で本人の同意取得が困難な場合は、代諾者の同意が得られる者
 
【除外基準】
以下のいずれかに抵触する者は本研究に組み入れない。
研究責任者が研究への組み入れを不適切と判断する者
方法被験者は、同意取得時の年齢が0歳以上120歳未満の日本在住の男性および女性で、採取した大便と生活習慣・健康状態の情報(生体のバイオマーカーの情報、背景調査の情報)の研究利用に同意する者とする。
被験者は採便ブラシを用いて採便すると同時に、生体試料を採取し、紙面上あるいはWEB上において背景調査に回答する。ただし、代筆や代諾者を必要とする被験者の場合、この限りではない。採取した大便試料および生体試料(尿、唾液)は実施機関にて測定を行う。なお、生体試料の採取は同意が得られる者に対してのみ行う。
測定結果および背景調査の結果をデータ化し、匿名化した上で統計解析を実施する。データ化した測定結果、背景調査の結果および統計解析の結果をデータベースに格納する。
評価項目【主要評価項目】
収集した下記の情報を用いて、腸内細菌叢、生活習慣及び健康状態の複合的な関連性を、多変量解析手法や機械学習など統計学的手法を用いて評価する。
収集した情報と統計解析の結果はデータベースに格納する。
 
腸内細菌叢:
採便ブラシを使用して採便し、実施機関にて測定する。
 
バイオマーカー:
生体試料(尿、唾液)を採取し、実施機関にて測定する。
 
背景調査:
紙面あるいはWEB上で情報を収集する。

【副次評価項目】
腸内細菌叢、生活習慣及び健康状態の複合的な関連性に関する健康増進法や疾病の予防法の開発へ活用する。